kochorinの独り言

サラリーマンをリタイアすることに決めました。退職までの経過と、働くということに関して自分が考えたことなどをつぶやきます。

変わることのリスクと変わらないことのリスク

人は変化を恐れる動物です。人間は変化に直面するとストレスを感じますが、これは脳が「いつも同じ」を望むからです。

「いつもと違う」状況では分からないことがたくさん発生しますが、分からないことは恐怖を生み出しますから脳にとってストレスになります。これは一般的に良いこととされていること、例えば昇進、結婚、旅行などによる変化でも同じことで、良い変化であってもストレスの原因になるのです。

こうした変化を恐れる心理から、未知・未体験のものを避けてとりあえず現状維持をしようとする心理効果のことを「現状維持バイアス」といいます。


ところで現実世界では変化しないことによるリスクというものも存在します。

たとえば、ブラック企業だと分かっていながら退職、転職を決断できずにそのまま勤務し続け、心と体の健康を害するなどのケースです。これなどは勤務し続けるほうが高リスクであるにも関わらず、退職、転職という変化に対する恐怖が上回り、現状維持バイアスがかかった結果、合理的な選択ができなくなった典型的なケースです。

人は現状維持バイアスがあるために変わることのリスクを過大視し、変わらないことのリスクを過小評価(もしくは意識すらしない)しがちですが、変わらないことのリスクは身の回りのあらゆるところに存在しています。

現状維持バイアスを軽減させるためには、小さな変化をたくさん経験して変化に対する許容度を上げることが効果的です。たとえば昼食のメニューをいつもと同じメニューから変えてみる、通勤経路を少し変えて違う道を通ってみる、など意識的に自分の生活の中に小さな変化を取り入れ、自分の潜在意識に変化は恐れるものではないということを染み込ませることです。


「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。」
世の中の状況、自分や家族の状況は常に変化し続けています。自分や家族の幸せを最大化するため、現状維持バイアスに捉われることなく自身の生活を最適化していきたいです。早期リタイアもその一つの手段だと思っています。



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