kochorinの独り言

サラリーマンをリタイアすることに決めました。退職までの経過と、働くということに関して自分が考えたことなどをつぶやきます。

8050

「8050問題」というのをネットニュースで知りました。当時10代から20代で引きこもりになった子が、30年たった現在50代となり、その親も80代となっているため社会的に孤立し、かつ貧困の状態にある家庭のことを言うそうです。たいていのケースは親の年金で生活しているため、子供が自立しなければ生活がどうにもならません。そのことは本人達もよくわかっているようですが、これまで引き籠っていたので、どうやって状況を打開していいかわからず身動きが取れないようです。

 

わたしがこの話を聞いてまず感じたのは、これは人ごとではないなということです。わたしも会社に入るまでは世の中の仕組みや世間の常識、人とのコミュニケーションの取り方など全く分かっておらず、もしその時の状態のまま引き籠っていたら同じことになっていただろうな、と思うからです。

 

今の学校教育は知識偏重になっており、これだけでは社会で生き抜くための本当の力は身に付かないのではないかと思うのです。

そこで大切なのは学校教育に加えて、地域との関わりの中で様々なことを学ぶ地域教育ではないかと思うのですが、ご承知の通り地域と個人の関わりも年々薄れてきています。

 

これまでは地域教育の役割の代わりを会社のコミュニティーが果たしていた面があったと思うのですが、成果重視で人との関わり合いが希薄化しつつある会社も次第にその役割を果たしにくくなっており、早々に会社からドロップアウトする若者が増えてきているように思います。

地域との関わりを持たず、会社との関わりも持てない、こうした状況が引き籠もりを生んでいるのでしょう。

わたしにも5歳の子供がいますので、彼には自分で自由に人生を生きていける強い力を身につけてもらいたいと思っています。